高校3年の冬だった。
当時、付き合っていた彼女とセンター試験目前、夜中にデートをした。
ちょうど、しし座流星群が150年ぶり?だったかに大極を迎えるとかで、ニュースでも「流星雨」を見られると騒いでいた時だった。
相変わらず、天気は悪かったが未明、月が見えるころだっただろうか。
魔法瓶に入れてきたコーヒーを飲みながら、二人してまだかまだかと空を焦らす。
彼女が「あっ!」と声を漏らした。僕はよそ見をしていて見えなかった。確かに流星は空に舞っていたのだ。

二人で一緒に「結婚できるように」と願いごとをすることを決めていた。(今から思えば、本当若かったなぁ・・・)
30分程時はたち、二人で声を上げたとき、将来きっと願い事はかなうだろうと確信していた。

思えば、高校時代の甘酸っぱい思い出は本当の意味での青春だったのかもしれない。
学校帰りの公園でキスをして、小学生に冷やかされたこと
ラブホテルに生徒手帳を置き忘れ、謹慎処分を食らったこと

結局、最初で最後の最愛の彼女とは、大学進学とともに交際がなくなった。僕は関西へ、彼女は九州へ それぞれ別の道を歩むことになったのだ。
彼女が岡山を出る日、駅まで見送った。
「絶対遊びに行くけんな!」
「絶対結婚しような?」
ドアが閉まる前にキスをした。それが最後だった。

結局、二人はそれ以来、会うこともなく時間と共に思い出だけが残った。自分の怠慢と言えばそれまでだが、ケータイも何も持ってなかったあの頃、距離というものだけが僕らの障害だった。

今日、流れ星を見た。
歳を取ってしまったのだろうか、ため息が自然と出る。

若かったあの頃、もう戻れない。

(秘密日記にオチを書くことにしました)

Un Homme Et Une Femme

2004年11月2日 恋愛
タイトルは「男と女」フランス語です。
クレモンティーヌが歌った曲の名前でもある。
いつの時代も、人間は「男と女」しかいない(一部の人除く)
古代に記された「源氏物語」でも、男と女の愛の行方が描かれている。
つまり「愛」というものは地球が創造されたときからの永遠のテーマで、何らかの形で解決させたい、成就させたいと皆願いつつも、叶わぬものを次世代に受け継がせていくのだ。

本当迷惑な話ですね。

失敬。人間は、生まれてくるとまず生命の存続に必要不可欠な儀式を覚えさせられる。食事や排泄、最低限の礼儀などだ。
これを身に着けた児童は集団生活や公衆道徳を覚えるべく、学校に通う。学校で勉強をして、少しでもいい社会人になろうと、やたら狂ったように勉強する。ちょっとでも金の稼げる社会人になろうとだ。
すると(僕の両親が唱えていたことによると)なぜか綺麗なお嫁さんが、僕のところに自然と現れて、頭のいい子供が生まれるそうな。

本当か?>親

頭が良くて、金さえあれば無条件にいい人間になれるのか。
それは何故?
金があれば、自分に足りない必要とするものを金と交換することによって、安心感を得れるから(と思っているだけだろうが)

やっぱり、人生最大のテーマは

金・女・酒

ですね。(オチがないのはお許しを)

やっぱり・・・

2004年9月20日 恋愛
" to tell the truth 〜 "
「実を言うと〜」
この言葉を聴くと、一瞬で「裏切られた」とわかってしまう。
仕事に関しても、プライベートでもどちらでも、「実をいうと」
の前まで聞かされたことは「うそ」だったのだからショックは大きい。
自分がしてきたこと、これからしてやれること。
自己の存在価値を自分に問う毎日が嫌になってきたのだ。

I’ve been waiting patiently for the sunlight that they promised me. Those puddles and grey skies are all that I see.
Now it all seems so funny.
Even my tears have just stopped trying.
Now looking back on it I was born into this life crying.

大切な人

2004年9月19日 恋愛
プライベートで上京。
最近、岡山人なのか なんちゃって東京人なのか自分でも区別がつかないくらい東京に行ってる。
お陰で家に帰り、椅子に座れば体が傾いているのである。
新幹線がカーブに差し掛かった時の体の状態が、ずっと続いてるような感じになる。

でも今日は違う 大切な人に会いに行くのだ。
いつもなら目をつぶる移動も今日は何だかとても新鮮な感じがした。
相手の仕草ひとつ取っても、何でもかわいく見える。
他の女性にはない、何か大胆で無邪気で無垢なところが・・・
彼女のことを考えていると、最近仕事がとてもはかどるようになったこと。体が軽くなったと思ったり。これまでとは違う、自分になれた気がするのだが

でもちょっと気になったこともあった。あくまで俺の「勘」なんだけどな・・・

いよいよ明日

2004年9月17日 恋愛
東京へ行ける。俺はあと4時間後に新幹線に乗って、東京に行けるのだ。大好きな人に やっと逢えるのだ。

距離が距離だけに、しょっちゅう行けれる場所ではない。
神様のいたずらだと、自分に言い聞かせる。
初めて会って、何て言葉をかければいいんだろう。

ずっとずっと、一緒にいたいなぁ

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索