弟と・・・

2004年12月28日 日常
弟が実家に帰ってきた。
(現在弟は大学院生で九州に住んでいる。)
僕も仕事納めの後、実家に帰省している。
弟が久々にラーメンを食べたいと言うので、高校時代よく家族で行ったラーメン屋に行った。7年ぶりくらいだろうか。
運動部に入っていた兄弟二人はそこのラーメン屋に行くときは兎に角腹いっぱい食えるという嬉しさで幸せな気分?になったものだが。

そのラーメン屋さんは普通のラーメンとは違う、独特な味付けできっと日本中探してもこんなユニークな味のラーメン店はないだろう。
メニューも変わった名前が多い。僕はそこの「国士無双」という、太目の麺に野菜炒めと揚げニンニクが丼からはみ出るほどの山盛りになっているラーメンが大好きだった。ピリっと辛くて、当時高校生だった兄弟は「国士無双」と鳥のから揚げと餃子をものの数分で平らげ、ゆっくりと食事をしている母親を困らせたものだった。

母親がコンサートに出かけていたので、弟と二人で車に乗り込み、店に向かった。当時と変わらない店構えで、店の人たちも変わってないようだった。何と店員さん達は僕達兄弟を覚えていた。当時から国士無双とから揚げ、餃子を平らげる大食いは僕達しかいなかったらしい。注文もしないうちに、同じ物を出してくれた。二人揃って「うわ〜」と声をあげる。果たして俺達はこんな肉の塊をペロリと平らげていたのだろうか、疑ってしまう。

結局ラーメンだけは何とか弟が平らげた。残してしまったから揚げと餃子は持ち帰らせてもらった。 帰り道の車内で二人して「年を取ったなぁ〜」と腹の底から笑った。

来年、僕は26歳に 弟は24歳になる。

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