心身共に改め

今日は元気に出社。朝早くから儀装装置（ライン）にトラブルがあったので点検。
その後、会議に出る。仕事が終わってから久しぶりに部下や同僚たちと食事。何のことはない、普通のイタ飯屋だったとさ。仕事の話や新型車の話題、上司の愚痴で盛り上がる。

ここで、今日はうちの会社の会議について、教えられる範囲でお教えする。
まず、会議の種類だが、作業者を含める全社員が出席する「QC」
QCとは"Quality Control"と呼ばれ、職場内における、品質管理活動のことである。品質について定義をし、自己啓発や相互啓発を通じ継続的に行うものである。
僕が他に主に出席している会議として「直行率改善」や「SEO」「VEO」などがあるが、今回は直行率について挙げよう。
直行率は自動車製造における専門用語。ラインに乗せて（儀装ONして）からライン・オフまでの製造工程で手直しが必要ない車の割合を示す。
検査工程で不具合が上がると、改善要員は車に乗り込み、ひたすら中をバラしていく。半日の遅れになってしまうため、北海道や沖縄など、遠方からの発注車については配送計画まで遅れてしまう。納期に直結する指標なのだ。
大抵の場合、改善要員を増員させて対応するが、いつどこでミスが発見されるかわからないため、直行率と改善班のバランスを取るのは本当に難しい。某社などのラインは「直行率9割」をモットーに作業を進めているらしい。
また、直行率については　後ほど詳しく説明することにしよう