桃がおいしい季節

2004年8月5日
岡山に住んでると 何かしら桃を栽培している農家が目に付く。
「岡山に住んでます」というと大体「桃太郎」とか「桃」の話になる。
歩いて5分のデパートで収穫したての清水白桃を見かけた。高い。こんなの誰が買って食うんだろう。

朝、少し早めに出社した。上司がやがて大きな箱ごと桃を持ってきた。特級の桃。聞けば兼業農家で昨日収穫したんだと言う。
(゜∀、゜)ウマーウマー 甘くてうまい!ごちそうさまでした!
桃っていうのは雨が少なく、日照時間の多いところじゃないと育たない。自ら「晴れの国」とうたい 平成9年度の降雨量1mm未満の日が280日で全国一位だった岡山は栽培に最も適しているのかもしれない。
またデリケートな果実で指で皮を押しただけで痛む。熟れてから収穫するまでのタイミングが一番気を遣うという。

明治8年中国から上海水蜜、天津水蜜などが日本に導入され、岡山県でも最初はこれらの品種が栽培された。その後生産量を拡大しつつ熱心な栽培家たちが品種改良を競うようになり、現在の岡山の地位を築くブランド的な存在となっている。

ふと考えた。会社も桃と同じように(例え方が悪いが)血の滲むような努力や痛みを伴い、どんなにいいものを作っても「皮を押すような悪行」をしたがために痛んでしまう。
品質向上のために俺ができることは何か、桃をほうばりながら考えている。

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